コニストン(湖水地方)① ~ツバメ号とアマゾン号~
2009年 04月 18日
湖水地方は数年前にも来ているのですが、
その時はウィンダミア周辺をフラフラしただけで、
ツーリスティックで猥雑な雰囲気を感じたものです。
しかし今回、コニストンに滞在してイメージががらりと変わりました。
とにかく、素晴らしい、の一言です。
コニストンの村を拠点に取材したのですが、
まずは湖のクルーズから。
コニストン湖で行われているクルーズの中で、
私が選んだのはツバメ号とアマゾン号クルーズ。
その名の通り、作品の舞台を船で訪ねるもので、
春~秋にかけて、毎週水曜日に行われています。
桟橋に私たちのボートがやってきました。
ラスキン号、ですね。
別にランサム号もあるんですよ。
ちょっとタイプが違います。
出航すると、まず対岸にあるハリ・ハウの沖へ。
ジョンたちの艇庫もあります。
ハリ・ハウは下船後に行きましたので、
後日またレポートします。
フリント船長の屋形船が
通過していきます。
この船にも
乗ることができます。
この日は小雨が降って寒かったので、
みんなキャビン内にこもっていました。
が、出航から40分ほど経って、一斉にデッキに出てきます。
クルーズのクライマックス、
「やまねこ島」ことピールアイランドが見えてきます。
秘密の入江には、ジョンやティティたちが上陸を敢行中!
こちらは、確かスウェンソンさんの農場だったはず・・・・・
船の中でガイドしてくれたロバートさんは、大のランサム通。
ハリ・ハウの艇庫に自分のディンギーを置いているそうで、
まさに筋金入りといっていいでしょう。
クルーズ中は、がいどのほかに、
ランサムについてのクイズ大会や、
ロープワークの「実習」などもやってくれました。
かなり昔、「ツバメ号」が映画だかテレビだかになったことがあるそうで、
その中で、これがアマゾン号の艇庫として使われたといいます。
でも、ランサムが実際にモデルにしたのは、
ここではなくてまた別の場所にある艇庫です。
桟橋に帰る直前に、
カンチェンジュンガが
見えてきます。
上が曇っていてよく見えませんが、
前日に車で近くまで連れて行ってもらったとき、
撮影したのがこちらです。
結局、曇ってるじゃん(^^;
70分のクルーズが終了し、
コニストン桟橋に帰投しました。
コニストン、よかったでしょう?
あそこは知る人(=ランサムファン)ぞ知る、湖水地方の奥座敷なんです。
ナローボーターさんの本でメジャーになったらちょっと困るかも(笑)
たくさんのボートや艇庫に、豊かな水文化が感じられました。