イギリスの運河ではナローボートという船を借りて、誰でも免許なしでクルーズが楽しめる。『英国運河の旅』、『イギリス式極楽水上生活』、『イギリス水辺の旅』の著者が具体的な旅のノウハウを伝授します。


by narrowboat
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見沼代用水路(行田)

昨年テレビでやっていた情報番組で気になった埼玉県行田市にブロンプトンで行ってきました。

昨今は「B級グルメ」で売っているというこの行田、
私もそれを目当てに行ったのですけど、
実は利根川から見沼代用水路が分岐しているのがここだったんですね。
現地に行ってから、初めてそのことを知りました。

ここが利根川と代用水路のジャンクションです。
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向こうに見えるのが利根大堰。
代用水路は手前に流れ込んでいきます。

手元の資料『見沼~その歴史と文化~』(浦和市郷土博物館編)によると、
この見沼代用水路の掘削が行われたのは18世紀。
時の将軍、徳川吉宗が幕府の財政再建のために新田開発を奨励し、
その一環として、現在の埼玉県見沼周辺が開墾されることになり、
水の確保のために水路建設が計画されたということです。

工事の開始は1727年8月(享保12年)、完成は翌28年2月。
なんと半年あまりで60kmもの水路を完成させるという、まさに「突貫工事」でした。

さて、この「見沼」と聞いて、私はあのロック(閘門)を思い出しました。
行田から南にずっと下った見沼には、
日本で初めてといわれるポンド・ロックがあるのです。

上記の資料にある地図を見ると、
見沼代用水路は途中の瓦葺掛渡井というところで2つの水路に分岐し、
それぞれ「東縁」「西縁」という名前がついています。
その中間に自然河川である芝川があり、
これら3つの川が南北にほぼ平行に走っている格好になっていますが、
3つを東西に移動できる「運河」が建設されました。
これが「見沼通船堀」です。

この堀のルートには高低差があり、そこにロックが設けられたというわけです。

現在はもう舟は通っていませんが、
こちらのサイトによると、毎年8月下旬にはロックの実演があるそうです。



まずゼリーフライ
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いわゆる「ゼリー」とはまったく関係なく、
衣をつけないコロッケのような食べ物です。
硬貨のような形が「銭」→「ゼリー」となったとか。

こちらはフライ
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油で揚げてもいないのに、なぜか「フライ」。
お好み焼きの変形みたいなもので、
食感はまさにお好み焼き。

そしてウナギ。
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もちろんこれは「B級」とは言えませんが、
先日赤坂のウナギ屋で見たうな重3000円とか4000円とかいう値段を考えると、
この写真のうな重定食1650円はまさに行田価格でしょう。

行田は利根川に近いことから、
昔は川で普通にウナギが獲れたんでしょう。
そのせいで、市内にはウナギの看板を今でもよく見ます。


ついでながら、蔵を改装した喫茶店でのコーヒーがこちら。
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おいしいコーヒーでしたけど、値段は600円。
なんだかコーヒーが一番割高だったような(笑)
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by narrowboat | 2011-02-25 18:24 | 日本の運河と川 | Comments(0)