勝どき橋とタワーブリッジ Kachidoki Bridge, Tokyo and the Tower Bridge, Loncon
2014年 12月 12日
ロンドンのタワーブリッジを紹介していました。
タワーブリッジは、背の高い船が下を通るときは橋げたが開くリフトブリッジ、
「跳開橋」ですが、
数回ここを訪問しているにもかかわらず、
開いているところを見たことがありません。
番組によると、今でも1日に5~6回は開いているとのこと。
次回は、数時間はここに滞在しないといけないですかね(笑)
一方、日本には跳開橋を含めて、
現在は可動橋がほとんどありません。
おそらくゼロ? だと思うのですが、調べてみたわけではないので・・・・・。
東京の隅田川に架かる勝どき橋は、
1970年まで、橋が開いていたそうです。
以降、交通渋滞などを理由に開かなくなって久しいですが、
タワーブリッジのほうも、橋の上は相当混雑しています。
また、下をくぐる船も、ほとんどが橋を開ける必要のない水上バス。
その番組を見ていたら、
橋を開けたシーンで通過して行ったのは大型ヨット、
つまり個人所有のプレジャーボートでした。
こういう「お金持ちの趣味」のために、
橋の通行が制限されているのです。
でも、タワーブリッジは元々開けるように設計されているのですから、
動かさないという選択はない。
このあたりは、輸送路としては無用の運河を保存し、利用しているスタンスと共通しています。
勝どき橋のセンター部分。
ここが真っ二つになっていました。
操作室のデザインには、ヨーロッパ的なにおいがします。
この信号は、歩道側にあるところを見ると、
歩行者用だったのですかね。
往時の姿を伝える、数少ないアイテムです。