デイボート
2007年 01月 18日
または「ショートブレイクス」というプランで3泊4日、もしくは4泊5日で借りるしかありません。
いろいろなメディアでそう語っている私ですが、
実は1日だけ貸してくれる会社が密かに(?)あるのです。
ええ? ウソつき!
などと言わないでください。
ナローボートの楽しさは、
船内で宿泊してみないとわかりません。
それが私の持論です。
が、どうしても1日だけしか時間が取れない人のために、
1日オンリーのハイヤー
デイボート
があるのです。
私も数年前、
リーズ&リバプール運河で友人たちとデイボートを借りたことがあります。
デイボートは、外観は短いナローボートですが、
他のハイヤーボートと内装はぜんぜん違います。
泊まる必要がないので、もちろんベッドはなし。
その分、船体は小さいのにキャビン内は広々と感じます。
そのほか、ないのはシャワーくらい。
キッチンや冷蔵庫、そしてもちろんトイレもちゃんと付いています。
おっと、この辺は会社によって異なるので、
事前に確認が必要ですね。
つまり、デイボートは専用の船なのです。
そして、デイボートを持っている会社はごく限られています。
逆に、グランドユニオン運河のブローンストンなどでは、
デイボートしかやっていない会社がありましたね。
今日、昨年の取材で持ってきたパンフを整理していたところ、
アングロウェルシュ社のデイボートのパンフレットが出てきました。
最大のベース数を持つ同社だけあって、
デイボートまで手がけているんですね。
料金は、平日が99ポンド、週末と休日が120ポンドとなっています。
もうひとつ出てきたのが
TIBET
というワークボートスタイルの船。
これはクルー付きのボートで、
アングロウェルシュ社のボートのように自分で操縦する必要はありません。
エイボン川のウェルフォードとストラトフォードの間で運航されていて、
こちらは1人50ポンドから。
人数が多くなれば、その分安くなるようですね。
ところでこのTIBET号、
運航している区間が私たちキャプテンプーク・カナルボートとまったくいっしょじゃないですか!
実は密かに商売敵だったりして・・・・・。
ちなみにキャプテンプークのツアーは
日帰り(アフタヌーンクルーズ)で1人45ポンド!
5ポンドお安いだけでなく、
日本語によるご案内つき!
ライバル心がメラメラ~
とまではいきませんが、
お忙しい日本人旅行者の方、
デイボートという選択肢もあり!
ですよ!!
でも、団体専用というか、パーティーボートです。 屋根のない大きなオープンプランのデッキが売り物かなぁ。 見かけはかっこいいワーキングボートのレプリカです。
Tibetのお客さんはいつもガンガン飲んで、踊りまくっています。
逆に言うと、お天気の優れない日はオープンデッキなので、皆寒そうで雨の日も大変そう。 快適さはキャプテンプークの方が断然勝ってますよ!
それに、軽食もTibetにはないので、お客様には好評です!