イギリスの運河ではナローボートという船を借りて、誰でも免許なしでクルーズが楽しめる。『英国運河の旅』、『イギリス式極楽水上生活』、『イギリス水辺の旅』の著者が具体的な旅のノウハウを伝授します。


by narrowboat
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カテゴリ:日本の運河と川( 72 )

多摩川の閘門

ほとんど知られていませんが、多摩川にもロック(閘門)があります。
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3つある水門のうち、
一番左にゲート(閘扉)が付いていますよね。
そこだけは船が通れるのです。

場所は、東急東横線の多摩川駅からちょっと歩いたところ、
多摩川の河川敷に隣接しています。

前に聞いた話では、
東京都水道局の管理用のボートが通過するためのものだとか。

私は、数年前にカヌーで通ったことがあります。
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by narrowboat | 2012-03-01 03:50 | 日本の運河と川 | Comments(0)
3月末の大阪取材の折、御船かもめに乗ってきました。

2009年秋に開催された「水都大阪」のときに乗せてもらって以来です。

今回は自転車がらみの取材だったので、
某社から借りた折り畳みを持ち込ませていただきました。
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朝食付きのコース「朝ごはんクルーズ」だったので、
出航前にこんなプレートが出てきます。
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船のオーナー、中野さんのお知り合いの喫茶店から仕入れてくるのだとか。
シンプルなんですけど、
川面の上で食べるといっそうおいしく感じられます。

八軒家浜(天満橋)の船着場を出航すると、まず桜ノ宮方面へ。
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折り返して、また八軒家浜方面に向かうと、
左手のちょっと遠くに大阪城が望めます。
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堂島川では、高速道路の下を進むように航行。
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こちらがオーナーの中野さんです。
マイクで説明をしながら舵をとってます。
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乗船したのは3月下旬で、川沿いの桜はまだつぼみの状態。

でも、先週末あたりは満開の桜の下をクルーズしていたでしょうね。

今週末もまだまだ桜はきれいでしょうから、
大阪近辺の方は名残の一咲きを味わいにこの「御船かもめ」に乗られてはいかがでしょうか?
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by narrowboat | 2011-04-15 06:38 | 日本の運河と川 | Comments(0)

見沼通船堀

先日、行田で見沼代用水を偶然走ることになったこともあって、
先週末は見沼通船堀を見に行ってきました。

見沼代用水は、利根川から取水した水を内陸部まで掘削した水路で運ぶ農業用水なんですが、
さらに延伸させて荒川とコネクトしたことにより、
舟運にも利用されていたのですね。

見沼代用水は、途中で二股に分岐し、それぞれ「西縁」「東縁」と呼ばれています。
この2つの水路の間に芝川という人工河川があり、
ほぼ平行したこれら3つの水路を横(東西)にリンクするために建設されたのが見沼通船堀です。


東浦和駅からはじまった探索は、まず西縁から通船堀へ。
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西縁にかかっていた橋には、昔日の舟運を思わせるレリーフも。
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通船堀も、見沼代用水路西縁~芝川までの間が西縁
芝川をはさんで東側、見沼代用水路東縁間が東縁と呼ばれています。

まずは西縁を走っていくと、西縁二の関の跡に表示がありました。
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このあたりの水路はこんな感じ。

このとは閘門、すなわちロックのことです。
芝川より代用水路のほうが水位が3メートル近く高かったため、
ロックによって水位を調整していたのです。

しばらく行くと、西縁一の関が見えてきます。
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こちらは、閘門が再現されています。
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案内パンフレットに閘門の通過の方法が描かれており、
その原理はイギリスなどと共通なのですが、
注排水をどうやっていたのか、よくわかりません。
おそらく、水の中に体積のある木材などを投げ込み、
水かさを上げ下げしていたのだろうと想像されます。

この一の関の河岸には、鈴木家住宅があります。
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鈴木家は、この見沼通船堀の差配、つまり水路の整備や通行料金の取立てを務めていました。
まさしくロックキーパーですよね。

旧住宅は、土日のみ一般公開されています。
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内部は展示室に。
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艇庫に格納されている舟は、実物の半分のスケールで再現されたものだそうです。
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そして、ここが通船堀のほぼ中央に流れる芝川。
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これまで歩いてきた西縁への入口。
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今から、こちらの東縁へ入っていく。
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東縁のほうにも一の関、二の関があり、こちらは両方復元されている。
年に一度、ここで通船の様子を披露するデモが行われるそうだが、
こちら東のほうでやるのだろう。
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ほどなく通船堀東縁は見沼代用水路東縁に突き当たり、
通船堀探索はあっという間に終わってしまいました。
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せっかくなので、見沼代用水東縁を自転車で走ってみます
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by narrowboat | 2011-03-08 17:47 | 日本の運河と川 | Comments(0)

見沼代用水路(行田)

昨年テレビでやっていた情報番組で気になった埼玉県行田市にブロンプトンで行ってきました。

昨今は「B級グルメ」で売っているというこの行田、
私もそれを目当てに行ったのですけど、
実は利根川から見沼代用水路が分岐しているのがここだったんですね。
現地に行ってから、初めてそのことを知りました。

ここが利根川と代用水路のジャンクションです。
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向こうに見えるのが利根大堰。
代用水路は手前に流れ込んでいきます。

手元の資料『見沼~その歴史と文化~』(浦和市郷土博物館編)によると、
この見沼代用水路の掘削が行われたのは18世紀。
時の将軍、徳川吉宗が幕府の財政再建のために新田開発を奨励し、
その一環として、現在の埼玉県見沼周辺が開墾されることになり、
水の確保のために水路建設が計画されたということです。

工事の開始は1727年8月(享保12年)、完成は翌28年2月。
なんと半年あまりで60kmもの水路を完成させるという、まさに「突貫工事」でした。

さて、この「見沼」と聞いて、私はあのロック(閘門)を思い出しました。
行田から南にずっと下った見沼には、
日本で初めてといわれるポンド・ロックがあるのです。

上記の資料にある地図を見ると、
見沼代用水路は途中の瓦葺掛渡井というところで2つの水路に分岐し、
それぞれ「東縁」「西縁」という名前がついています。
その中間に自然河川である芝川があり、
これら3つの川が南北にほぼ平行に走っている格好になっていますが、
3つを東西に移動できる「運河」が建設されました。
これが「見沼通船堀」です。

この堀のルートには高低差があり、そこにロックが設けられたというわけです。

現在はもう舟は通っていませんが、
こちらのサイトによると、毎年8月下旬にはロックの実演があるそうです。

ところで、行田のB級グルメとは?
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by narrowboat | 2011-02-25 18:24 | 日本の運河と川 | Comments(0)

トイレだらけ

日本橋川、亀島川といった都心部の河川を歩くと、
橋詰という橋詰に公衆便所がある。
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これは中央区側。
トイレって区ごとに整備されていると思うので、
区によって違うと思ったのだが、
永代橋を渡った先の江東区側にも。
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江戸時代、橋詰は見世物小屋や飲食店が集まり、
水辺の賑わいの拠点だった。

今では、出すほうの「拠点」ってわけですか?
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by narrowboat | 2011-02-14 18:43 | 日本の運河と川 | Comments(0)

しまなみ海道

瀬戸内海にかかる「しまなみ海道」を自転車で走ってきました。
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今治から尾道まで、
途中の小さな島に寄り道しながらののんびりツーリングです。

瀬戸内海というのは、船の利用率が日本でもっとも高いエリアなのではないでしょうか。
運河や河川の活用を考える上で、いろいろ参考になるものがあるように思いました。

サイクリングの様子などはこちらから
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by narrowboat | 2010-11-24 06:29 | 日本の運河と川 | Comments(0)

馬追運河

札幌から岩見沢へ行く途中、車窓から馬追運河を見ました。
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19世紀末に完成した水路だそうですが、
当初の目的は排水で、その後舟運も行ったそうです。

しかし、窓からこの運河の看板を見たとき、
「運河」「石炭(このあたりはかつて炭鉱がたくさんあった)」「馬」というキーワードで、
勝手に想像を膨らませていた私です。

もちろんそれは、イギリスの運河が元々石炭の運搬用だったからです。
そして、当時のナローボートは馬で曳かれていましたから、
「きっと石炭を積んだボートを馬で引いていた運河に違いない!」
と空想をめぐらしていたというわけです。

それはともかく、次回は雪のないとき、
ゆっくりとカナルウォークをここで楽しんでみたいですね。
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by narrowboat | 2010-02-28 20:46 | 日本の運河と川 | Comments(0)

創成川とサッポロビール

札幌に長期出張しているのを機に、創成川をちょっとだけ歩いてみました。
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札幌市のほぼ中央を流れている都市河川。
リンクしているブロガーさんからの情報によると、
かつてはこの川でビールを運んでいたとか。

今では観光名所にもなっている「サッポロビール園」が創成川沿いにあるのも、
船でビールを運んでいたからだそうです。

それで思い出されるのが、アイルランドのギネスビール。
ギネスも、かつては運河や川で運送されていました。
今では同じ会社が製造しているウィスキー、
「タルモア・デュー」もやはり運河沿いに醸造所がありましたね。

イングランドでも、「バス」の醸造所はトレント&マージー運河沿いにありました。

酒と運河は切っても切れない関係なんですかねぇ。


創成川には、こんな運河らしい風景が残っています。
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by narrowboat | 2010-02-22 22:27 | 日本の運河と川 | Comments(2)

別府の街中係留所

先日まで、出張で別府に長期滞在していました。

別府は海が目の前、
しかも繁華街のすぐ前に桟橋があり、
プレジャーボートが利用できるようです。
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海岸線には、大学の体育会が使っているらしいヨットが並んでいました。
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この桟橋、最近できたようでかなり立派なのですけど、
利用率はかなり低い。

公費を使っての建設であれば、
かなりもったいない感じがしました。
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by narrowboat | 2009-12-20 23:12 | 日本の運河と川 | Comments(2)

横浜運河クルーズ

少し前の話になりますが、
横浜の運河エリアのクルーズにお誘いを受け、
参加してきました。
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このあたりは、言わずもがな、日本一の港ヨコハマ。
昔ながらのシビレル形の倉庫も、
数は少ないが残っています。
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子安周辺は、かつて漁村だとか。
水辺に家が隣接しているのは、
そのときの名残だそうです。
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今だったら建築関係の法律でアウトでしょう。
でも、水辺の家って、いいですよね。


水路の中には浅瀬も多く、
前方を注視しながらゆっくりと進みます。
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米軍の舟艇を修理する浮きドックもありました。
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そうやって、約90分のクルーズが終わったわけですが・・・・・・
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この桟橋に帰ってきたところで、
私たちの船が指定のバース(船着場)と違う!
と怒鳴り込んできた恐ろしげなオヤジが出現。
まさにヤクザの形相で怒鳴りつけていきました。

聞けば、ここを予約していたのは彼らのヨットクラブとのこと。
それはわかりますが、単に諭せばいいだけで、
大声上げて怒鳴りつけられる筋合いのものではない。

胸にY○Cとやら刺繍のあるこの集団、
何でも日本でも老舗のヨットクラブだとか。

こんなヤクザ集団が跋扈し、
仕切っている日本の水辺。
ここに未来はありません。
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by narrowboat | 2009-12-06 21:46 | 日本の運河と川