イギリスの運河ではナローボートという船を借りて、誰でも免許なしでクルーズが楽しめる。『英国運河の旅』、『イギリス式極楽水上生活』、『イギリス水辺の旅』の著者が具体的な旅のノウハウを伝授します。


by narrowboat
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しまなみ海道

瀬戸内海にかかる「しまなみ海道」を自転車で走ってきました。
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今治から尾道まで、
途中の小さな島に寄り道しながらののんびりツーリングです。

瀬戸内海というのは、船の利用率が日本でもっとも高いエリアなのではないでしょうか。
運河や河川の活用を考える上で、いろいろ参考になるものがあるように思いました。

サイクリングの様子などはこちらから
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by narrowboat | 2010-11-24 06:29 | 日本の運河と川 | Comments(0)
前回紹介したウーズリーの近くにあるバートン・スイング・アクアダクトです。

ブリッジウォーター運河にあるこのアクアダクトは、橋下がマンチェスター・シップ・カナル(MSC)。
運河や川の上に架かるアクアダクトは珍しくありませんが、
ここでは、下を通る船のために橋桁が旋回します。

もちろん、水は溜めたまま。
こういうアクアダクトはイギリスではここだけです。

ブリッジウォーター運河を建設したジェームズ・ブリンドリーは、
ここにイギリス初のアクアダクトを架けました。
1761年当時、下を流れるのはアーウェル川でした。
その後MSCが開通するのにあたり、
大きな船が通過できるスイング式に架け替えられたのです。
公式オープンは1894年だとのこと。

橋の全景はこちら。
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道路の橋も平行して架けられていて、
こちらももちろんスイングします。
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真ん中に立っているタワーはかつての制御室で、
今では使われていません。

普段はこのように、ナローボートが通過していきます。
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ですが、MSCの船が接近すると、
まず両端のバリアを閉鎖して水が漏れないようにします。
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ここからは連続写真でどうぞ。
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道路橋のほうもスイングを始めました。
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運河も道路も、橋が完全に開いた状態です。
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この日はマンチェスター~リバプールを結ぶ観光船が2艘通過していきました。
もっとも、MSCを使う貨物船はもうほとんどないようなので、
この観光船が最も高い頻度で通るようですね。
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通過すると、橋は元通りに。
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またナローボートが通過していきます。
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非常にスペクタクルな光景なのですが、
見るポイントがブリッジウォーター運河上に1ヵ所しかなく、
しかも場所もアクセスもわかりにくい。

ちょっとした展望台くらい作ったらいいのに、と正直思った私でした。
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by narrowboat | 2010-11-08 16:56 | 運河取材 | Comments(2)