イギリスの運河ではナローボートという船を借りて、誰でも免許なしでクルーズが楽しめる。『英国運河の旅』、『イギリス式極楽水上生活』、『イギリス水辺の旅』の著者が具体的な旅のノウハウを伝授します。


by narrowboat
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ナローボートの船上で、初めての朝を迎えました。

キッチンからは、ソーセージや卵の焼ける匂いがキャビンに広がります。
この時間がたまらなく大好きな私。
ナローボートをやってきてよかった!
と思える至福の瞬間です。

子供たちもモソモソと起きてきて、船の上での初めての食事。
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食後は、ボートへの給水です。
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キッチン、シャワー、トイレなど船内で使う水は、
バウ(船首)のウォータータンクに貯められています。
使っていけば当然減っていくので、
給水が必要になります。

給水は、1日1回が基本。
給水ポイントは、運河地図に掲載されています。

スランゴスレンのベイスンには、
ジェティ(桟橋)ごとに給水・給電ポイントが設けられていて、
ボーターは無料で使用できます。
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ホースの締め具が緩くて、リーク(漏れ)がすごいのは参りましたが・・・・・・。

次男のほうは、水鳥への餌やりに夢中。
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ちなみにスランゴスレンのベイスンへの係留は48時間まで。
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24時間まで6ポンドと、有料です。
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イギリスの運河のビジター・ムーアリングVisiter Mooring、
一時係留所は無料が基本。
ですが、スランゴスレンは超人気のスポットのため、
係留所不足が問題となっていて、新しくこのスペースを作った替わり、
利用者からも料金を取るようになりました。

1998年に私が初めてナローボートに乗ってここへ来たとき、
このベイスンはありませんでした。

給水が終わったので、今度は洗濯に出かけます。
もちろん「川で洗濯」ではありません(笑)
町中にあるコインランドリーに洗濯物を持っていくのです。
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実はこの写真は前日のもの。
スランゴスレンにコインランドリーはあるものの、
日本と違って24時間営業というわけではなく、
昨日はすでに閉まっていたのです。

仕方なく、2日連続でランドリー通いとなった次第。

その前に、スランゴスレン鉄道の出発風景を見学します。
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一番列車に乗って往復しようかとも考えましたが、
時間が合わずに断念。
発車の様子は、こちらのブログで詳しく書きます。

そして、こちらが昨日閉まっていたランドリー。
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コインランドリーと書きましたが、実は係員が常駐していて、
洗濯機は、彼女から操作方法を聞きながら自分で操作します。
料金も、係員に直接払います。
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乾燥機のほうはコイン方式なので、小銭が必要です。
営業時間は9:00~17:00で、12:00~12:15が昼休み。
日曜は休みですので、トレバー土曜出発でスランゴスレンに到着する人は注意が必要ですね。
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洗濯には時間がかかりますので、その間、街中を散歩。
ランドリー近くにあった教会に入ってみました。
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ステンドグラスも立派。
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パイプオルガンもあります。
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牧師ならぬ、母親のお説教に疲れた子供たち(笑)
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このあとランドリーで洗濯物を乾燥機に移し、ランチ場所をを探します。
運悪く雨、しかも雷も伴った大降りとなり、手近にあったサンドイッチ店に入りました。
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洗濯物の乾燥も終わり、ベイスンのボートへ帰りましたが、
出航は14:00頃になってしまいました。

スランゴスレン・ワーフのショップを通過。
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今回は、立ち寄るのをすっかり忘れていました。

とりあえず、昨日ボートを借りたトレバーを目指します。
ティラーは引き続き長男。
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ライフベストの前紐をちゃんとしばっておきましょうねぇ~(笑)
昨日も通過した狭幅区間。
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相互通行は困難で、片方がしっかりバンクに寄せて、止まって待たなければなりません。
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前のボートに続いて進みます。

「開けっ放し」のNo. 44wリフトブリッジを再び通過。
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途中から、次男もティラーの手ほどきを受けます。
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往路でも通った狭幅区間。
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橋の前後がブラインド・カーブになっている所もあり、
出会い頭には注意が必要。
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ここから、結構強い雨が降ってきました。
出発が遅かったこともあり、
今日は、昨日出航したばかりのトレバー・ベイスンで1泊することにします。

夕食前、事前学習も兼ねて、ポントカサステ水路橋を観に行きます。
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徒歩で橋を渡ると、夕日で大きな影が地上に映ります。
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シルエットをよく見ていると、
歩いている自分他のの姿が動いていくのさえわかります。

水路橋の下はディー川やラグビー場などになっていて、
ずっと前にはラグビー場に下りて撮影したはずなのですが、
どうしても降りる道が見つからず、
ディー川のほうに下りてみました。
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水路橋の設計と建設を指揮したのは、
近代土木の父とも呼ばれるトーマス・テルフォード。
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当時、建築材料としてはまだ未完成だった鉄を多く用い、
その堅牢性を証明。
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イギリス産業革命の立役者の一人です。

ボートに帰っての夕食は、
妻がスパゲティを作ってくれました。
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子供を寝かしつけた後は、ベイスンに隣接したパブ、テルフォード・インTelford Innで妻とビール。
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おつまみは、自家製の卵ピクルス。
この店、若いバーマンの対応がとても丁寧で、
気に入りました。
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自炊もよし、パブもよし。
こうやって使い分けられるところがナローボートの旅の楽しいところ。

明日は、いよいよポントカサステを渡ります。

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by narrowboat | 2017-08-29 11:48 | 2017年家族ナローボート旅行 | Comments(0)
ナローボート・クルーズの初日は8月4日。

前泊していたチェスター駅からルアボンRuabonという駅まで鉄道で向かいます。
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ルアボンは小さな無人ローカル駅なんですが、
ポントカサステ水路橋が世界遺産に登録されたことで、
そのゲートウェイになっています。
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ここからタクシーでトレバーTrevorへ。
料金は6ポンドでした。

ナローボートのハイヤーカンパニー(レンタルボート会社)のベースは鉄道駅から離れていることが多く、
その間はタクシーに頼らざるを得ません。
かといって、このルアボンのごとく、駅前でタクシーが待っているなんてこともないので、
事前に手配し得おく必要があります。

タクシー会社は、ハイヤーカンパニーで紹介してくれるはずですので、
ブロシャーやメールなどで電話番号を確認しておきましょう。
公衆電話もない駅も多い(ルアボンもそう)ので、
自分の携帯電話がイギリスで利用できるかどうか、
そして利用の方法も事前にチェックしておいたほうがよいです。

10分ほどでトレバーのベイスンに到着。
ハイヤーカンパニー、アングロウェルシュ社Anglowelshの事務所でチェックインします。
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ハイヤーカンパニーを利用する場合、
インストラクション(ボートの操作方法などの説明)が始まるのは15:00、
というところが多いようですが、
私たちは、鉄道の時刻もあって、14:00にはチェックイン。
早くチェックインすることは問題ありませんが、
インストラクションまでは時間をつぶさなくてはなりません。

夏休み中とあって、トレバー・ベイスンも華やかな雰囲気。
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世界遺産ポントカサステのお膝元とあって、観光客も多いですね。

私たちが借りるボートは、下の写真の左から2艘目のドリフターDrifter号。
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全長55フィート(約35メートル)。
ハイヤーボートとしては標準的な長さです。

キャビン内を見ていきましょう。
バウ(船首)から、ダイネッティ。
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ダイネッティとは、昼間はダイニング(兼リビング)で、夜はベッドにもなるもの。

テーブルはソファの下に収納されていて、
支柱を立てて、その上に刺します。
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セットするとこんな感じ。
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テレビもあります。
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いまやナローボートのテレビも薄型ディスプレイ。
時代も変わりました。

テレビの裏には240vの電源コンセント。
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ナローボートのキャビンの電源は、かつては12v、
車のシガーソケットと同じでした。
イギリスの家庭電圧と同じ240vを供給するには、
「インバーター(変圧器)」を搭載しなければならず、
インバーターのあるボートは少なかったのです。

ところが最近は、カメラやスマホなど、
電源が必須な機器が増えてきましたので、
240vもマストになっているようです。

キッチンのストーブ部分。
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ガスレンジ4口に、
オーブンとレンジ。

コーヒー&紅茶のセット。
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キッチンのシンク側。
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洗剤類は提供されています。
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グラスホルダー。
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このほか、皿類、カトラリー(ナイフ、フォーク、スプーンなど)、鍋、フライパンなどのキッチン用品はすべて備え付け。
買わなくてはならないのは、食料だけです。

キッチンの後ろはシャワー&トイレ。
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次がダブルベッド。
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その後ろが2つ目のトイレ。
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そして最後尾がシングルベッド2つ。
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この部分は、希望により、ダブルベッドにすることも可能です。

このボートは、固定ベッド4人分にダイネッティ2人分なので、
「4/6」という数字で示されます。
デッキプランはこちら。
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そうこうしているうちに、
アングロウェルシュのスタッフ、リーさんがやって来て、
インストラクションが開始されます。c0027849_20584337.jpg














インストラクションは、バウ側から。
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バウには、ガスロッカー(プロパンガス・ボンベの収納庫)のほか、
給水用ホース、ウィンドラス(ロック操作用の器具)などが収納されています。

スターン(船尾)で、スロットルとテイラー(舵棒)の説明。
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インストラクションは、当然、英語で行われます。

スタッフは、外国人客に慣れているので、
わかりやすく、ゆっくりと説明してくれるはず。
大切なのは、わからないことをそのままにしないこと。
聞き取れなかったことは、何回でも聞き直しましょう。
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最後に、「説明を理解しました」とサインします。
あいまいな部分をそのままにしてサインしてしまうと、
事故などがあった時に問題になります。
あくまで「自己責任」の世界であることを肝に銘じましょう。

サインが済めばいよいよ出航ですが、
その前に、今回のクルーズ地図と旅程を紹介しておきます。
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[1日目:8月4日(金)]Trevor→Llangollen
[2日目:8月5日(土)]Llangollen→Trevor
[3日目:8月6日(日)]Trevor→Ellesmere
[4日目:8月7日(月)]Ellesmere→Whitchurch
[5日目:8月8日(火)]Whitchurch→Ellesmere
[6日目:8月9日(水)]Ellesmere→Chirk Bank
[7日目:8月10日(木)]Chirk Bank→Trevor

毎日の移動区間は、出航時にすべて決めてあったものではなく、
途中で随時修正し、結果的にこうなりました。

また、ボートは7泊8日で借りていたのですが、
休みの日程などで、1日前に返却しています。
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初日は、トレバーからスランゴスレンLlangollenに向かいます。
最初は、スタッフが見本として操船してくれますが、
しばらくすると、降りてしまいます。
緊張の瞬間!
あとは私たちだけで、この船を操らなくてはなりません。

長男は、早速ティラーの手ほどきを妻から受けます。
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向こうからは、プラスチック・クルーザーがやって来ました。
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スランゴスレン運河のトレバー~スランゴスレン間には、
ただでさえ狭いナローボートが1艘しか通れない、狭幅区間が何か所かあります。
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当然ここは一方通行になりますので、
対向するボートが来た時のために、このような退避場所が設けられています。
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トランシーバーを持参して、バウ、
またはトゥパスを歩いてもらい、
進行方向に対向船がいないかどうか、確認してもらうと便利です。
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水面が見えなと、進んでいく物体がボートなのか、ほかの乗物なのか、よくわかりません。
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運河を利用しているのはナローボートだけではありません。
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向こうからカヌーがやってきました。
動力船に対して、非動力船に優先権があるのがイギリス運河のルールですので、
すれ違うカヌーを揺らさないよう、注意して進行します。
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自分たちのボートにトランシーバーで指示を出す次男。
本来はお互いに右側通行が原則ですが、
カヌーが左側で待機したため、
そのまま左側通行ですれ違います。

次男とトゥパスを歩いていたら、ハンディクラフトを売るボートを見かけました。
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運河の絵も、オーナーが自分で描いて売っているようです。
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リフト・ブリッジNo. 44wを通過。
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「44wは下がっているのを見たことがない」
と、アングロウェルシュのリーさんが言っていました。
私も20年間で数回ここを通っていますが、
常に開いたままです。

スランゴスレンに近づくと、また狭幅区間が現れます。
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ここには待避場所がなく、対抗船が来たらどうするのか?
といつも思います。
どちらかがバックするしかありませんね。

この白い家が見えてきたら、間もなく到着です。
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運河と一体になった風景を作り出す、
このあたりにはなくてはならない家屋ですが、
売りに出されていました。
いったいいくらするんでしょうか?

このあたりは、スランゴスレン運河でも大好きな場所。


昔の運河船を再現した馬曳きボートや、
ポントカサステとの間を往復するトリップボート、
「アクアダクト・クルーズ」が発着するスランゴスレン・ワーフを通過。
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ティラーを握っていた長男は、これらの船にぶつけてしまい、
「Sorry!」を連発していました(笑)

本日の目的地、スランゴスレンのカナル・ベイスンに到着。
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クルーズ初日が無事終わりました。

この時点で18:30くらい。
まだまだ明るい夏のイギリスです。

これから、スランゴスレンの街へ食事に出かけます。


スランゴスレン散策
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by narrowboat | 2017-08-25 14:52 | 2017年家族ナローボート旅行 | Comments(0)
ロンドンでTさん宅にお世話になった翌日は、
ロンドン・ユーストン駅から鉄道でチェスターに向かいます。
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今回のナローボート・クルーズの起点はトレバーTrevorという町で、
その最寄りの大きな町、チェスターで前泊することにしました。

チェスター駅からタクシーでホテル「ミル・ホテル&スパ」へ。
ネット予約だったのでロケーションがいまいちわかっていませんでしたが、
チェックインしてみると、なんとホテルが運河をまたいでいるではないですか!
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旧館と新館をつなぐ橋の下がシロップシャー・ユニオンShropshire Union運河。
なんとも素晴らしい場所に建つホテルです。

家族はみんなホテル内のプールに行ってしまいましたが、
時差ボケがまだとれない私はしばらくベッドで横になっていました。

が、このまま転がっているのももったいないので、
運河沿いを歩いてみます。
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ホテルから数分の所にはムーアリング(係留所)が。
町の中心部に係留スペースが確保されているというのが、
イギリス運河の素晴らしいところです。

5分ほど歩くと、パブがありました。
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ロックの近くにあるわけではないのですが、
ロンドンのパィントン・ベイスンで見た店と同じように、
運河パブの代表的なネーミングになっています。

こちらで、まずは初IPAを。
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夕方、といってもまだ日が高い夏のイギリス。
運河沿いを散歩することにしました。
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道路橋の下を運河が通ります。
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ノースゲート・ロック。
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複数のロックゲートで1つのロックを形成する「ステアケース(階段)」型。
ここは3段で、ゲートは4枚。
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ステアケース、または独立したロックが連続しているものを「フライト・ロック」ともいいます。
まさに船が空を飛ぶという感じに見えるからでしょう。

ロックの先はタワー・ワーフTower Wharf。
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ムーアリング(係留)スペース。
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ドックなどの設備もあります。
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このまま運河を進めば、エレズメア・ポートEllesmere Portですが、
分岐点からディー川River Deeに出ることも物理的には可能。
ただ、ディー川は急流なので、ナローボート向きではないでしょう。

ロックで、これだけの水位差があります。
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ワーフにあるパブ、テルフォード・ウェアハウスTelford Warehouse。
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入る時間はありませんでしたが、
かつては倉庫で、棟下のトンネルのようなスペースに入ったナローボートに、
直接荷を下ろしていたものと思われます。

水辺には住宅も。
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トゥパスTowpathというネーミングが、運河らしい。

一部、運河から入れ込んだスペースがマリーナのようになっていました。
この住宅に暮らせば、係留する権利が得られるのでしょうか。
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運河の次は、チェスター城の城壁の上を散歩します。
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30分ほど歩いてディー川河畔に到着。
すでに営業時間は終わっていましたが、
パドルボートや遊覧船など、いろいろなタイプの船で遊べるようです。
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カヌーのグループが練習していました。
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この日の夕食は、私の強い希望により、ドネルミート&チップスDoner Meat & Chips。
中東料理のドネルと、イギリスのチップス(フレンチフライ)の、
見事なまでのミスマッチ・コラボ(笑)
ジャンクな味が魅力的です。

家族は、それぞれ別のものを注文しました。

ホテルの部屋に帰った後、夏の長い日を味わうために、1人1階のパブへ。
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一夜明けて旅行4日目。
いよいよナローボートに乗り込む日です。

朝食は、ホテルのブッフェ。
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今回の旅行は、行き帰りのロンドンは友人宅泊なので、
ホテル泊はここだけ。

イギリスならではの「イングリッシュ・ブレックファスト」も、
このホテルが最初で最後です。
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朝食が済んで、チェックアウト。
荷物をフロントに預けて、昨日見られなかったチェスター大聖堂などを見学。
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チェスターの中心部は、にぎわっていましたね。
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ランチは、今度は長男の希望により、マクドナルド。
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ジャンク好きの血は、遺伝なのかしら?

この後、、いよいよ運河の旅に向かいます。

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by narrowboat | 2017-08-23 21:46 | 2017年家族ナローボート旅行 | Comments(0)
イギリス運河の「ベイスン」とは、
係留所Mooringよりも大きく、マリーナMarinaよりも小さな港。
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鉄道のパディントン駅の裏手にあるパディントン・ベイスンは、
かつては鉄道とのリンク、荷物の積み替え港でしたが、
長い間放置され、最近になって大規模な再開発が行われてきました。
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ベイスンの行き止まりあたり。
イギリスにしては高層のマンションやオフィスビルが建ち並びます。

ロック(閘門)はないのですが、「ロックハウス」という飲食店も。
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3年ぶりにベイスンに来てみての新たな発見は、
ナローボートの係留所という機能以外に、
水の上での「遊び」がいろいろ導入されていたことです。

ウォータータクシーの乗り場。
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もう夕方だったので現物は見ていませんが、
リトルベニスLittele Veniceまで行くようですね。

このタクシーと同じ会社が運営しているデイハイヤー、Go Boat
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自分で操船するセルフドライブで、
近くをぶらぶらとクルーズできるようです。

ボートはこんな感じ。
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オフィスには、ナローボートが使われていました。
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ちょうど帰ってきたボートがいましたので、動画撮影。

日本でも最近流行の兆しがあるサーフボート型のカヌー、
SUP(Stand Up Paddle)もできます。
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そしてこちらは手漕ぎボート。
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リトルベニスのほうにさらに歩いていくと、
巨大なビルが建築中でした。
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さすが元グレートウエスタン鉄道の本拠地、
パディントンだけあって、名前も「ブルネル・ビルディング」。

ベイスン一帯のビル建設は一息ついたのかと思っていましたが、
まだまだ新しい物件ができるんですね。

工事現場のフェンスには、ベイスン一帯で行われているイベントなどが写真付きで紹介されていました。
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パブやカフェのテラス席も気持ちよさそうでしたが、
この日は肌寒くて、自分では入る気がしません。
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近未来的なビルディングと、産業革命時代の倉庫群。
このミスマッチ感が、都市部の運河の魅力ともいえます。
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高架道路の向こうがリトルベニスですが、
その直前は、緑の藻で水面が覆われていました。
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そしてこちらがリトルベニス。
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カムデンCamdenとを結ぶ水上バスの運航も時間的に終了していて、
ひっそりとしています。

そんな中、私も見たことがないトリップボートがやってきました。
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この日は、ロングフライトで疲れた体と頭で、
小1時間、歩き回っただけでした。

パディントン・ベイスンはこの3年間で、
ハード的なものはそれほど変わっていなかったですが、
ナローボートにこだわらない、運河の遊び方が提案されていたのが印象的です。

ただ、後日購入したナローボートの専門誌
”Waterway's World” を読んだら、
デイハイヤーの不慣れな操船で、接触などの事故も増えており、
対策が必要だ、
とする投書が掲載されていました。

陸の上だけではなく、水の上も人口密集地帯のロンドンですから、
このあたりの調整が現在課題となっているのかもしれません。

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by narrowboat | 2017-08-21 03:19 | 2017年家族ナローボート旅行 | Comments(0)
2017年8月、家族でナローボート旅行に行ってきました。
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2011年にも行っているのですが、
その時はナローボートガイドにお世話になったので、
純粋なハイヤー(レンタル)ボート利用は今回が初めて。

前回は保育園だった長男も今は小学6年生になり、
中学校に入ると家族旅行も難しくなることから、
思い切ってイギリスに旅立つことにしました。


6年前はJALの韓国発券を使ったため、いったんソウルに行きましたが、
今回はタイ航空の成田発便を利用。

成田~バンコク、バンコク~ロンドンともにオール2階建てのA380。
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タイ航空のA380は、成田発着、しかもキャパシティが大きいこともあり、
羽田発着便に比べて予約が取りやすく、航空券も安いようです。

往路は、2フライトとも2階席を確保。
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タイ航空のA380は、1階席がオールエコノミー、
2階席は前からファースト、ビジネス、エコノミーとなっていて、
エコノミーは座席数も少なく、こぢんまりとしていて、落ち着けます。

出発は、関東地方にゲリラ豪雨が来襲した日でしたが、
その中をA380は離陸します。

機内食は、タイ料理のグリーンカレーをチョイス。


バンコク到着は深夜。
タイの隣国、ラオスへは頻繁に訪問している私にとって、
バンコクのスワンナプーム空港は見慣れた場所ですが。
久しぶりの外国と、読めないタイ語に興奮した長男が撮影した動画。


乗り継ぎ時間が結構あったので、カフェで時間つぶし。
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それでも深夜のトランジットで、子供たちはベンチで爆睡。
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無理やり起こして飛行機に乗せ、ロンドンに向けて離陸です。


バンコク→ロンドンは12時間の長丁場。
さすがに映画を見る気力もほとんどありません。

機内食の1回目はタイ料理のガパオ。

私の隣に座った次男は、食事時間も爆睡でしたが。
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ロンドン到着前の朝食は、オムレツ。
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窓から、朝のテムズ川が見えてきます。
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この、テムズ川に沿ったアプローチが大好きな私。

ヒースロー空港に着陸します。


乗り換え時間も併せて20時間以上のフライト、
それにも増して辛いのがヒースロー空港の入国手続きの列ですが、
がまんしなければなんともなりません。
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ようやく入国し、地下鉄に乗って、私の友人トミーさん宅へ。

こちらのブログで知り合った日本人のSさんの縁で知り合ったトミーさん。
アイルランド系で、現在は退職して、ロンドンの便利な場所にお住まい。
以前も何回か泊めてもらったことはあるのですが、
今回は図々しく4人でお世話になることになりました。

一休みしてから、トミーさんのお勧めもあり、
今だかつて乗ったことがない「ロンドン・アイ」で上空からロンドンを見学です。

雨模様で、視界はよくないですが、
ウエストミンスター周辺はよく見えます。

疲れている子供たちを無理して連れて来たこともあり、
ここから妻と子供はトミーさん宅に直帰。

ただ私は、久しぶりにパディントン・ベイスンを見たくて、途中下車します。

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by narrowboat | 2017-08-18 22:42 | 2017年家族ナローボート旅行 | Comments(0)