イギリスの運河ではナローボートという船を借りて、誰でも免許なしでクルーズが楽しめる。『英国運河の旅』、『イギリス式極楽水上生活』、『イギリス水辺の旅』の著者が具体的な旅のノウハウを伝授します。


by narrowboat
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9月にスタートしたNHKの朝ドラ『あさが来た!』、みなさんご覧になっていますか?
前回が超つまらなかったこともあって(笑)、
新しいドラマのスタートアップはなかなか楽しく観ている私です。

さて、このドラマの原作は『土佐堀川』という小説ですが、
土佐堀川とは、大阪市内を流れている大きな川の一つ。

大阪の人が「大川」と呼んでいる旧淀川は、
川の中州でもある中之島で二又に分岐。
島の北側が堂島川、そして南側が土佐堀川です。

ドラマは始まったばかりですし、小説も読んでいないのですが、
想像するに、主人公あさが嫁入りした両替屋は土佐堀川近くにあるのでしょう。

ドラマでも、川のシーンがたくさん出てきます。
明治初期の土佐堀川がどれほどの大きさだったのかは知りませんが、
テレビでは、セットなので、かなり小さい。

また、「(兄の死で)婚礼を延期してくれ」と頭を下げに来た加野屋の親子は、
大阪から京都まで船で来たことになっていました。
これは間違いなく、大阪から淀川を遡り、
枚方経由の舟運です。

宮﨑あおい扮するあさの姉、はつが京都から大阪へ嫁入りするシーンも、
同じように船が使われていましたが、
船の大きさからみると、京都を出たところで三十石船などの大型船に乗り換えたのかもしれません。



前の記事でも報告したMIZBERINGワークショップの会場となったのは堂島川沿いのホール。
その前には、船着場もあります。
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ドラマでは、主人公あさがどんどん新しいビジネスを展開していくようですから、
彼女が船に乗るシーンも出てくるかもしれませんね!
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# by narrowboat | 2015-10-27 11:38 | 日本の運河と川 | Comments(0)
大阪の水辺や水路の変化については、かなり前からフォローしていた私ですが、
ここ数年はご無沙汰していました。

その間、「水都大阪」というイベントは毎年開催されていましたが、
同時に、日本各地で水辺利用を進めている団体などで組織するミズベリングMIZBERINGというネットワークが作られています。

その大きな会議とワークショップが10月の連休中に開催されたので、
久しぶりに私も大阪に出かけてみました。

会議は3日間で、私が聴講したのは2日目。

4つのテーマに分かれてのワークショップ、
聴講している人は、イヤホンで好きなテーマの議論を聞くことができます。
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もっとも、途中から聞いても、議論の前後がわからないので、
結局は、1つのテーマに絞ることになってしまいましたが。c0027849_1635355.jpg


ワークショップの様子は動画にアップされています。


こちらには、1日目3日目の様子も。

会場には、学生などが制作したモデルが展示されていました。
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会議後はナイトクルーズ。
抽選で当選したので、ラッキーでした。

ボートは伴PRの電気ボート。
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操縦席は、飛行機のグラスコクピットみたいです。
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キャビンはオープンで、3人がけのベンチが並んでいます。
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出航は八軒屋浜の船着場。
ここでは水上バスも発着しています。


天満橋を通過。

橋の下もライトアップされていますね。

いろいろなボートと行違います。


大川を遡上します。


こちらはレストランボート。


毛馬閘門の前でUターンし、天満橋方面へ戻ります。


ラバーダックも、ライトアップされています。
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残念ながら、土佐堀川からだとお尻を向けていますね。



2日目は、夜遅くに大正リバービレッジを見に行ったのですが、
すでに閉店作業中でした。残念。
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3日目は、時間の許す限り水辺を歩いていました。

木津川橋から、木津川の風景。
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船着場へ向かうらしい? ボートが通過していきます。


湊町リバープレイスの船着場。
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休日だからでしょう、観光船の乗客も多かったですね。


前回訪問した時にはなかったBBQレストランが出店していました。
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ボートを使った川の駅。
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これは、イギリスのストラトフォード・アポン・エイボンのベイスン(船溜まり)に浮かんでいる、
エイボン川トラストの案内所ボートに似ています。

中では、水上観光船の切符販売のほか、パンフレットの配布も。
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ずっと前から気になっていた川沿いの喫茶店、
珈琲艇キャビンに入ってみました。
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川に面したオープンテラスは、もう使っていないので、
出られないとのこと。
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大黒橋から新戎橋までのウォークテラスは、
すでに完成していました。
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戎橋の賑わいは相変わらず。
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ボートも盛況です。


外国人観光客も多かったですね。
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このあたり、何より川に向いたお店が多いのがよいです。
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# by narrowboat | 2015-10-16 16:39 | 日本の運河と川 | Comments(0)
羽田空港から秋葉原まで、船でアクセスする社会実験が、
9月下旬のシルバーウィーク前後に行われます。

運航を担当する会社のサイトによると、
区間は羽田空港~品川(天王洲)~秋葉原(万世橋)。
実施日が8日間だけということもあるのか、
すでにほとんどの便が売り切れています。

ちょうどこのあたりの日に羽田空港に帰着する予定がある私、
かなり興味があり、
増便を期待しているところなのですが、
注意書きを読んで、ちょっとためらっています。

ペットの乗船及びクーラーボックス等、かさ張る大きな荷物のお持ち込みはお断りしております。

このクルーズは、羽田空港に到着する客(おもに外国人)が、
船で直接秋葉原なり都心に乗りつける利便性を評価するもの。

だとしたら、ほとんどの人が「大きな荷物」を持っているはずです。

「かさ張る大きなお荷物」
とはどの程度か明記されていませんが、
いわゆる海外旅行用のスーツケースがNGなのであれば、
利用できる人は限られてきます。

まあ日本の社会実験は、往々にして「最初に答ありき」で、
「実験で高い評価を得ました」
というアリバイ的なデータを取るためだけに実施しされますから、
アンケートが集まれば、つまり乗客が集まりさえすれば、
荷物のことなんてどうでもいいのかもしれません。

そうはいっても乗ってはみたいので(笑)、
羽田空港から荷物を宅配便で送るとか、するしかないですかね。


羽田空港といえば、8年前に、知人の所有するボートで、
その下までクルーズしたことがあります。
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アプローチの真下から見る飛行機は、なかなかの迫力でした。


船よる空港へのアクセスは、関西国際空港など、
日本のほかの空港、また外国にもありますが、
どこかまで普及するかは、頻度、料金設定など、
いろいろな条件が関わってくると思います。
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# by narrowboat | 2015-09-08 11:24 | 日本の運河と川 | Comments(0)
今年の夏も、小名木川の扇橋ロック(閘門)の一般公開に行ってきました。
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一昨年昨年に続いて3回目の訪問。
ロックそのものに大きな変化があるわけではありません。
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それなら、展示の内容や方法をもっと工夫すべきところですが、
そこは「お役所」らしく、パネル展示もほとんど変わらず。
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ただ今回は、偶然ですけど、ちょうどボートの通過がありましたので、
デモではなく、本物のロックワークが見られましたね。

東(荒川)側から小型ボートが入ってきました。


チャンバー(閘室)でロープで固定します。
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続いて、屋形船のようなボートが入ってきました。


ロワーゲートが閉鎖されます。


チャンバーに注水が始まり、水位が上がります。


コントロールルームでは、係員が機器の操作中。


ロックワークが終わり、アッパーゲートから西(隅田川)方面にボートが出て行きます。


いったんロックを出て行った屋形船ボートが、
すぐにUターンしてまたチャンバーに入ってきました。
このロック体験が含まれたツアーなんでしょうね。

ダウンヒルでは、ボートがチャンバーに入った後、
アッパーゲートを閉じます。


ロックワーク中、ロックのシステムや役割がスピーカーで流れますが、
音楽も含めて、不要だと思います。


屋形船は下流側に出て行きました。
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ロックを後にし、猿江橋からアッパーゲートを見学。
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この猿江橋には、江戸時代、「船改番所」と呼ばれる施設があったそうです。
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船番所とは、名前の通り、船の通行を監視し、積荷を改める役所。
小名木川は、おもに千葉方面から、醤油や塩を運ぶために利用されていましたが、
ここで江戸に入ってくる荷物をチェックしていたそうです。

ロックでの積荷チェックは、イギリスの運河でも行われていました。
もっともイギリスの場合は、中身の問題ではなく、
その重量によって通行料を徴収するためでしたが。

ただし扇橋の場合、江戸時代にロックはなく、
昭和に入ってから設置されたものです。
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# by narrowboat | 2015-08-13 21:07 | 日本の運河と川 | Comments(0)

お掃除ボート

東京23区の城南エリア、目黒区から大田区あたりにかけて「呑川」という小さな川が流れています。
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護岸はコンクリートで、船が通れるほどの水深もなく、
趣はあまりない川なのですが、
先日、水面に船らしきものが浮いているのを発見しました。
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ワイヤーで護岸と固定されていて、どうやらボートではないようです。
ポンプのような音がしていて、周囲には泡がたっていました。
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近くにもう1艘、こちらは、屋形船のようなデコレーションを施されています。
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想像ですが、おそらく水質の浄化をやっているんじゃないでしょうか?

それにしてもこのボートもどき、
どうやってここまで運ばれてきたのか、気になります。
曳航してきたのであれば、船が入ってきたことになりますよね。


後日、今度は隅田川、言問橋です。

船首に2人が網を持って立っているこの船は、東京都の清掃ボート。
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トロール網かなにかでごっそり取っちゃえばよさそうですが、
水深なんかの関係で、手作業でしかできないんでしょうね。


お掃除お疲れ様ですが、こちらは、船そのものがゴミになってしまった写真。
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茅場町付近、日本橋川の湊橋で見た風景。
放置船でしょうか?
でも、岸には手作りのはしごもあったので、使っていたのかもしれません。

こういう船は、どうやって処分されるんですかね?
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# by narrowboat | 2015-06-09 19:34 | 日本の運河と川 | Comments(0)
イギリスの運河の話題をおもに書いているこのブログですが、
「運河」と耳にして、みなさんがまず思い浮かべるのは、
パナマ運河かスエズ運河、もしくはアメリカ五大湖にある運河など、
大陸や半島を横断する大運河ではないでしょうか。

そんなメガ運河の計画が、東南アジアにも持ち上がっています。
場所はマレー半島中部、
タイとマレーシアが国境を接する「クラ地峡」という場所。
中国が資金を拠出して、ここに西のアンダマン海(インド洋)と東のタイ湾を結ぶ運河が建設されるというのです。
(ニュースソースはこちら

ネット上で調べてみると、
マレー半島の一番狭い所にあたるクラ地峡、幅は44㎞しかなく、
昔から運河建設の話が持ち上がっては消えていたそう。

19世紀には、スエズ運河の設計技師として知られるレセップスが運河建設に乗り出したが頓挫、
第2次世界大戦中には、マレー半島を掌握していた日本軍も計画を立てたといいます。
まあ、日本軍は泰緬鉄道でも大失敗していますからねぇ・・・・・。

そして「マジか?」と絶句してしまいそうな計画が持ち上がったのが1973年、
けっこう最近ですが、なんと原爆で掘削するというプロジェクト。
アメリカ、フランス、タイ、そして日本も加わった国際チームの提案だったそうですが、
もし放射能などの影響がまったくないのなら、
原爆の平和利用という画期的な成果を出せたかもしれません。

そんなわけで、これまで計画だけで終わっていた「クラ運河」に、
現実的な提案をしてきたのは、やはり中国でした。

マレー半島を横断する運河が開通すれば、
日本など、中東から石油等を輸入している国の船は、
シンガポールの先にあるマラッカ海峡を通らなくて済みます。

浅瀬や海賊で「難所」と言われるマラッカ海峡を避けることができるだけでなく、
もちろん、輸送日数も大幅に短縮できます。

中国がここに大金を投じるのは、東南アジアにおける覇権プレゼンスを強めるためにほかなりませんが、
同時に、マラッカ海峡周辺の海域を掌握しているアメリカに対抗するためだとも言われています。


中国は、中米のニカラグアにも「第2パナマ運河」を提案しています。
これも、アメリカが長年管理してきたパナマ運河を目の敵にしているからです。

こういう大規模インフラプロジェクト、
中国はあちこちでぶち上げていますが、
なにせ金と人は余っている国ですから、クラ運河も結構早く開通するのかもしれません。

しかし、クラ運河ができなかったのは、シンガポールに配慮していたからでもあります。
東南アジアでシンガポールが突出して経済成長しているのは、
マラッカ海峡を回る船が中継点にしているからにほかならず、
建設費用はともかく、政治的な判断で運河の建設は見合わされてきました。

それに、シンガポールは華僑国家、
つまり中国は「同胞」であるはずで、
本国だからといって、シンガポールを無視して運河が作れるのでしょうか?
(参考ページ12

ちなみに、イギリスにも島を横断する運河がひとつあります。
それは、スコットランドのハイランド(北部)にあるカレドニアン運河。
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西側のフォート・ウィリアムから東側のインバネスまで、その総延長は100㎞弱。

建設技師は、ポントカサステ水路橋の設計でも名高いトーマス・テルフォードです。
開通は1822年なので、そんな昔に100㎞もの運河ができたんだから、
クラ地峡の44㎞なんて楽勝、と思われるかもしれませんが、
カレドニアン運河はネス湖など3つの湖を連結するように掘削されていて、
純粋な運河部分はわずかしかありません。
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もちろん、それでも大工事であったことは変わりなく、
オープンまで20年の歳月がかかりました。

海から海へ、陸地を掘り進んでつなげようというのは、
今も昔も、人類の夢なのかもしれません。
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# by narrowboat | 2015-05-28 11:15 | 海外の運河・河川 | Comments(0)

これぞハウスボート?

ネットの記事に、おもしろい写真が流れてきました。

テムズ川のタワーブリッジ付近を行く船、いや家?

どうやって進んでいるのか?
は、こちらの動画でやがて明らかになりますが、
それよりも、こんな家みたいな船、
というか船みたいな家を、よく作りましたね。

この船を作ったAirbnbというのは、
個人宅のゲストルームに宿泊できるというシステム。

私は使ったことはまだありませんが、
旅行者は安く宿泊できるし、部屋の提供者は収入が得られるということで、
最近、メディアでも話題になっています。

今回のハウスボートは、
「宿泊なんて、どこでもできる」
という趣旨のプロモーションだと思われますが、
それにしてもユニークですよね。

ちなみに「ハウスボート」という言葉は住居スペースが付いている船のことで、
大型船は除きますが、ナローボートも立派なハウスボートのひとつです。

蛇足ながら「ボートハウス」と順序を逆にすると、
それは「艇庫」という意味になり、
池で手漕ぎボートを貸し出す小屋もそれに当たります。
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# by narrowboat | 2015-05-21 10:25 | 雑感 | Comments(0)

BoaterがVoterとなるとき

イギリスで国会議員選挙が行われました。
日本でもいろいろなメディアで報道されていましたので、
興味を持ってフォローしていた方も少なくないと思います。

結局トーリー(保守党)が過半数の議席を獲得して、
政権交代にならずに終わりましたが、
ナローボートで暮らすボーターたちは、どうやって投票したんでしょうかね?

ネットで調べた限りでは、イギリスの選挙にもオンライン投票は導入されていないようですが、
郵便投票はできるそうなので、ポスト投函で選挙に参加しているのかもしれません。

ところで、ナローボートに乗る人はBoaterで「ボーター」、
一方、選挙人はVoterで、これもカタカナにすれば「ボーター」。
日本人には、いや、少なくとも私の耳には同じように聞こえます。

昨年秋、イギリスに取材に行った時、
ちょうどスコットランドの独立を問う住民投票が行われていて、
テレビからしきりに「ボーター、ボーター」という声が聞こえてきたのですが、
ナローボートの話で何を盛り上がっているのか?
とまじめに思っていた私です(笑)

住民投票といえば、今週日曜日に行われた大阪の「都構想」の投票、
橋下知事側が破れ、大阪の市民は現状維持を望んだという結果になりました。

実は橋下氏、数年前にイギリス運河でナローボートに乗っているんです。
大阪では、数年前から「水都大阪」というプロジェクトが続いており、
水路の活用方法を視察するために、
短時間ですが、ロンドンのナローボート(水上バス)に乗船しました。
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その時に案内をさせていただいたのがナローボートガイドのブラウン淳子で、
ナローボートで暮らす人たちや、運河の利用システムなどについて、
船の上で橋下氏からたくさんの質問が出たということです。

今回の敗戦で橋下氏は政界を引退するそうですが、
大阪の水都構想の流れがこれでどう変わるのか、注目したいところです。
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# by narrowboat | 2015-05-19 10:30 | 英国運河とナローボートの旅 | Comments(0)

朝潮小型船乗り場

先日、仕事で晴海付近に行ったときのことですが、
こんな看板を発見しました。
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この「朝潮小型船」で検索をかけてみると、
屋形船などが利用している船着場のようです。

ただの船着場といえばそれまでなんですが、
管理は中央区がしているようで、
行政が民間の船に対して桟橋を開放しているというケースは、
日本では実は稀なのです。

もっとも、中央区のこのページを見る限りは、
「利用者協議会」のメンバーにならなくてはいけないなど、
誰でも気軽に利用できるわけではありません。

不法係留などの問題を懸念するあまり、
利用者の幅を狭めているというのが現状です。

たとえば、短時間の停泊に対しては、
料金を徴収してもよいから、
広くボートユーザーの利用を許すような方策はないのでしょうか?
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# by narrowboat | 2015-03-20 13:37 | 日本の運河と川 | Comments(0)
亀島川の近くに用件があった折、
高橋(たかばし)と南高橋の間に、見たこともない桟橋ができていました。
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プレジャーボートっぽい船も係留されています。
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ちょうど工事が行われていて、入口は開いていました。
「亀島川係留保管施設」
という看板があります。
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小型のボートであれば10艘程度係留できるようです。
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以前、羽田空港近くの天空橋でも同じような施設を見ました。
看板のところに電話してみると、
「それは漁船用で、一般人は使用不可」
という答が返ってきたのを覚えています。

※と思って調べてみたら、資格を限って利用できるようになっていました!

おそらく、今回も同じなんででしょう。
見るからに「漁船」でない船も係留されているのに。

「既得権」を持っているオーナーへの対処なんですかね?

いすれにしろ、これだけのスペースが作れるのであれば、
もっとほかの場所にも設置して、有料で貸し出せばよいと思うのですが。

オリンピックを控えてはいますが、
まだまだお寒い東京都内の係留事情です。

余談ですが、係留所の下流にある南高橋。
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都内の道路橋では、いちばん古いんだそうです。
金属のトラス構造が美しく、大好きな橋のひとつです。
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# by narrowboat | 2015-03-04 14:56 | 日本の運河と川 | Comments(0)