イギリスの運河ではナローボートという船を借りて、誰でも免許なしでクルーズが楽しめる。『英国運河の旅』、『イギリス式極楽水上生活』、『イギリス水辺の旅』の著者が具体的な旅のノウハウを伝授します。


by narrowboat
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Pangborne ~楽しい川べ~

イギリス到着後、レディングReadingに住む友人宅に世話になりつつ、
そこを拠点にテムズ川周辺を取材しました。

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到着翌日に行ったのがパングボーンPangborne。
レディングから列車で2つ目です。

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町はこんな感じ。
小さいですが、一応スーパーなんかもありまして、
ここでパンを買ってランチにしました。


パングボーンは、『楽しい川べ』の著者ケネス・グレアムが最後の日々を過ごした場所。
その終の棲家がこちら。

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チャーチ・コテージ。

そのとなりが、彼の葬儀が行われたセント・ジェームズ教会。
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でも、彼の墓はここではなく、オックスフォードにあるんですよね。
後で紹介します。


パングボーンに移り住んでから、彼はもう執筆をしていなかったようですが、
『楽しい川べ』の挿絵を描いたE.H.シェパードは、
チャーチ・コテージにグレアムを訪ねた上で、
物語のイメージをつかみにテムズ川沿いを歩きました。

そのシェパードの挿絵が、市内のホテル、コパー・インCopper Inn
にあると聞いていたのですけど、
最近になってポッシュなレストランに改装されてしまいました。
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挿絵があるかどうか
確認したかったんですが、
午前中でまだオープンしていなかったこと、
メニューの値段を見て
腰を抜かしてしまったことなどもあり(笑)、
結局見ずにこの場を後にしました。





取材初日は本当にいい天気になりました。

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町外れに流れるテムズ川沿いを歩きます。
ここは、Themes Pathテムズパスの一部になってます。


もちろんナローボートも。
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係留所をパリッシュが管理しているってことは、
教会が関与しているんでしょうかね?


テムズパスを歩いていくと、こんな看板が。
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ナショナルトラストというと、建物の保存を想起させますけど、
メドウ(草地)だって管理しているんですね。
ただし、ここは入場無料です(笑)


下流(レディング方向)に40分ほど歩くと、
メープルダーラムMapledurham・ロックに到着。
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ちょうどボートが入ってきたので、ロックワークを見学。


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ロックキーパーの小屋なんですが、
こんなポスターが貼られていて、ひとり爆笑してしまいました。

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「ヒキガエルになるな」
これ、『楽しい川べ』を読んだ人じゃないと
わからないジョークなんですけど。



物語に登場するこのヒキガエルは大金持ちで、
大きなお屋敷、ヒキガエルの邸宅Toad Mansionに住んでいるんですが、
そのモデルとなった家がこの対岸にあるんです。
てっきりこのロックの場所を渡れると思っていたんですが、
ロックキーパーに聞いたらダメということ。
橋くらい作ればいいのに。

で、後日タクシーで行ってみました。
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ヒキガエル屋敷こと、メープルダーラム・ハウス
この写真は裏側で、
表側は閉館中で入れませんでした。


ロックを越えたあたりから、けっこう激しいにわか雨が。
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これくらいでめげていたら、イギリスの取材はできません。
私もカッパを羽織って、ウォーキングを続けます。


またしばらく歩くと、こんな標識が。
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こういうところが粋ですよね。


この後、雨も上がって、次の目的地クッカムに向かった私でした。
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Commented by 信子 at 2008-10-28 14:47 x
こちらでは初めまして。
キャプテンプークさんのサイトへは時々お邪魔しています。
narrowboatさんの著作2冊とも持っているほど、ナローボート大好きです。

少し前に、「The Wind in The Willows」を語彙制限本で読んでいたので、「Don't be a Toad」にはニヤリとしました。
本当に素敵な所ですね~、行ってみたいものです。
Commented by narrowboat at 2008-10-30 21:17
>信子さん

ご訪問いただきありがとうございました。
これから徐々にアップしていきますね。
by narrowboat | 2008-10-27 18:10 | 2008年取材旅行 | Comments(2)