イギリスの運河ではナローボートという船を借りて、誰でも免許なしでクルーズが楽しめる。『英国運河の旅』、『イギリス式極楽水上生活』、『イギリス水辺の旅』の著者が具体的な旅のノウハウを伝授します。


by narrowboat
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マンチェスター ~サルフォード・エリア

マンチェスターの中心部から市電で15分ほど走ったところに
サルフォードというエリアがあります。
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ここは元々マンチェスター・シップ・カナル(MSC)のドックがあったところ。
かつては、アメリカ大陸から運んできた荷物をリバプールで小型船に積み替え、
MSCでマンチェスターまでやってきたのです。
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MSCは現在も使用されていますが、
その需要はかなり少なくなったので、
マンチェスターでの積み降ろし港だったサルフォードも寂れるばかり。
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そこで再開発が施され、
ショッピングモールやホテルが立ち並んだ
ちょっとポッシュなウォーターフロント・エリアに生まれ変わったのです。

ウォータースポーツにも利用されています。
ちゃんとセンターがあって、ヨットクラブもあるみたいですね。
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裏手にも小さなベイスンが点在し、水路で結ばれています。
現在は住宅地の中に入り込んでいる格好ですね。
船用には使われていないようですが、
往時の「コンテキスト」を利用して上手に水辺空間を演出していると思います。
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こんな名も知らぬ小さな運河が縦横無尽に走っています。
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マンチェスター市街からは日中10分に1本くらい市電が走っていますので、
アクセスは非常に便利ですね。
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MSCをはさんでサルフォードの対岸はトラフォード。
再開発の事例では「サルフォード&トラフォード」というふうに
まとめて扱われることが多いようです。
トラフォード側には、プレミアリーグの強豪、
マンチェスター・ユナイテッドのスタジアムが見えます。
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サルフォード・エリアの目玉が帝国戦争博物館
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ロンドンにあるものの分館だそうですが、
再開発を機に建設されたそうです。

展示は2階から。
いきなりハリアーIIの現物がお出迎え。
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なんでアメリカ海兵隊用のIIなんですかね?
オリジナルのBAeのほうを出せばいいのに・・・・・。

館内の大きなパネルでは、
映像を使ったシアターが上映されていました。
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こちらは「戦争とメディア」というテーマでの展示。
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見学して感じたのは、戦争というものをフラットな視点で捉えているということ。
戦争反対でもなければ賛美でもない、
厳然たる事実として考えているのがよくわかります。

兵器の展示のすぐ横には戦争で傷ついた子供の写真があったり。
これらを見て、戦争や平和について考えるべきは
観覧者の側だというスタンスだと見受けられました。
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館には展望台も併設されています。
別料金ですが、おそらくサルフォードでは一番高い建物なのでは。
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MSCのロックもよく見えました。
船が来なかったのが残念ですが。
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Commented by daikanyamamaria at 2010-10-29 21:04
Happy Halloween。。。* *。:☆.。†

「trick or treat」。。。楽しい週末をお過ごしくださいませ^^。。。* *。:☆.。†

Commented by narrowboat at 2010-10-30 19:09
>daikannyamaさん

いたずらしちゃうぞぉぉ!(o⌒∇⌒o)
by narrowboat | 2010-10-21 11:40 | 運河取材 | Comments(2)