パブが消えていく
2012年 10月 24日
ここ数年、イギリスでは毎年多くのパブが閉店に追い込まれているそうです。
その数は、2008年以来なんと4500軒!
先日、ロンドンのどこかのパブでもらったコースターにそうありました。
このコースターを制作しているのはCampaign for Real Ale。
大規模ビール会社の勢いから小規模な醸造所を守ろうという団体です。
それにしても4500軒というのは相当な数ですよね・・・・・。
パブがどんどん閉鎖される理由として聞いたのは、
以下のようなものです。
・ビールにかかる税金の増税(2008年に42%に値上げ)→ビール価格の上昇
・禁煙化
・サッカーのテレビ放映をやらなくなったパブが多い
・犬連れを禁止する店も少なくない
イギリスのパブもいろいろですが、
労働者たちが仕事帰りにサッカー見ながらタバコをふかす、
なんていうことができなくなると、
どうしても足は遠のいちゃいますよね。
実際、運河沿線でも、パブ・マークがあるのに閉店してた、
なんてことが何度かありました。
せめて私だけでも、イギリス滞在中は毎晩パイントを求めて足を運びたいものですが。