ナローボート・モデル
2015年 12月 04日
私がこれまで集めてきたナローボートの模型、玩具をまとめて紹介していきます。
いずれも購入はイギリス(通販を含む)。
残念なことに、購入場所や時期は記録がほとんどありません。
●「ロージーとジム」の浮かべるボート(27㎝)
実際に水に浮かべることができるモデルは、私が知る限りこれだけ。
バーミンガムのナローボートに暮らす男の子と女の子の物語は、
絵本にもなっています。
我が家では、マブチモーターを船底に取り付けて、
お風呂の中で遊んだこともありました。
子供ができてからは、
彼らが本気で遊んでしまったので(笑)、
今はもうボロボロになってしまいました。
●ビッグスケールの木製モデル(56㎝)
トレント&マージー運河からシロップシャー・ユニオン運河へ、
ホテルボートで旅している途中で見つけたものなので、
購入は2003年のはず。
ティラー、スロットル、ラダーなどの操縦系も再現。
実は、買ったときは塗装はされておらず、
旅に同行していたトールペイント作家のKさんに、
船上で絵を付けてもらったものです。
●青色の木製モデル(25㎝)
現代のプレジャーボートとしてのナローボートをよく表現しています。
屋根の上のボートフックやプランクなど、小物も忠実に再現。
全幅に対して、高さがちょっとありすぎて、
バランスがいまいちです。
●緑色の木製モデル(31㎝)
シンプルなモデル。
窓などは、塗装だけで表現しています。
全幅が大きすぎて「ナロー」とは言えないディメンジョンになっています。
●赤系の木製モデル(35㎝)
ハイヤーボートっぽいデザイン。
屋根の上の排気口や煙突など、
ある程度のディテールもあります。
これも、高さがありすぎてバランスが悪いですね。
●モーター&バティ(モーター37㎝、バティ40㎝)
カーゴボート時代のナローボートは、
2艘連結で運航されていたものもありました。
エンジンが付いているのは前のボート「モーター」だけで、
後ろの「バティ」をロープで引っ張っていたのです。
船上生活を営みながら運航していた家族は、
モーターを夫が、バティを妻が操船していました。
このモデルは、20世紀に入っても貨物船会社として活躍していたフェローズ、モートン&クレイトン(FMC)社のボート。
バティの舵など、現物にかなり忠実で、
お気に入りの一つです。
●カーゴボート(42㎝)
私のお気に入りの一つ。
カーゴボート(貨物船)時代のナローボートです。
カーゴデッキの幌は布製で、質感もばっちり。
ティラー、クリートといった小物や細部にもこだわっています。
これもFMC社のボートです。
●カーゴボート(10㎝)
ここからは小さめのモデル。
まずはカーゴボート仕様。
小さいながら、ティラーや煙突も再現されています。
ディメンジョンは不正確ですが、
なかなか良くできていると思います。
●ハイヤーボート風(11㎝)
ディメンジョンがかなり不正確で、
ナローボートっぽくないモデルですが、
ティラーはちゃんと付いています。
購入したのは、たしかマンチェスター。
●ミニボート(8.5㎝)
かなり小さなモデル。
再現性も劣りますが、
前後にフェンダー代わりの浮き輪がちゃんと付いています。
屋根の上の張り出しは、ホッチキスの玉で再現。
●「きかんしゃトーマス」シリーズ(15㎝)
「きかんしゃトーマス」のミニチュアモデル・シリーズの一つ。
トーマスにナローボートが出ていた?
話には登場しませんが、イラストには描かれています。
また、TVシリーズにも、どこかで登場していたはず。
船名として"Sodor Valley"と入っています。
これを購入して以来、
イギリスのどこでも見ないので、かなりレアな商品なんでしょう。
●【番外編】BWサービスカー
運河を管理するブリティッシュ・ウォーターウェイズ(BW)の車のミニカー。
ロックの整備などに駆けつける車なんでしょうか?
子供が思いっきり遊んでしまったので、
車輪が壊れてしまっています。
●【番外編】鉄道と運河
箱庭のようなジオラマ風のオーナメント。
制作している会社は、おもに鉄道のモデルを販売しているようですが、
運河が加わったということで、
運河雑誌に掲載されていましたものを、通販で購入しました。
ナローボートはモーター&バティで、
モーターを操る夫、バティの妻も、衣装とともに再現されています。