2017年に引き続き、家族でナローボートの旅に行ってきました。
特に、最近英語にはまっている長男の強い希望もあり、決行。
ただ今回は、全体的に期間が短かったので、
3泊4日のショートブレークスです。
ナプトンは、オックスフォード運河とグランドユニオン運河のジャンクションで、
これまで何度か通ったり下船したりしたことがありますが、
かなり久しぶりです。
当初、ここからオックスフォード運河を南下しようとも思っていたのですが、
ロックもパブもない平坦な区間がダラダラと続くようなので、
直前に方向転換。
ブローンストンBraunstonからノートンNortonジャンクションと進み、
ここからレスターLeicesterセクションに入るコースに変更しました。
ベースのナプトンの近くには鉄道駅がなく、
ロンドンのマリルボーン駅からレミントン・スパLeamington Spaまで列車、
そこからタクシーでの移動でした。
こちらがベースのオフィス。
中に入って、チェックインします。
オフィスから船まではすぐでしたが、
カートを貸してくれたので、これでバッグ類を運びます。
今回のボートはこちら。
DUCHESS 2 クラスのPatricia Jane。
52フィートです。
8月中旬、しかも土曜日は忙しいと思うのですが、
確認できただけで、この時出航したのは、
私たちを含めて2艘だけ。
すぐにインストラクションが始まりました。
最初にびっくりしたのは、バウ(船首)付近にあったモバイルチャージャー。
なんとコードレスで充電できるんです。
実際、私たちのスマホはタイプが適合していなくて使いませんでしたが、
こういう電源とかモバイルの関係装備って、
私がナローボートはじめた2000年前くらいに比べると、隔世の感があります。
当時は、万が一のために海外専用携帯電話をレンタルして、
パブなんかで充電お願いしていましたから。
まさに「充電させてもらえませんか?」の世界(笑)
説明を聞きながら、船内をざっと見ましょう。
キャビン最前部はラウンジ。
その後ろは、昼はダイニングに、
夜はベッドになる「ダイネッティ」。
キッチンは中央に。
キッチンからバウ方面を見ます。
シンクは丸型でした。
ストッカーには、お菓子などが収まります。
キッチンの後ろはトイレとシャワー。
トイレの水洗は、私が知っているものに比べて、かなり先進的。
こういう技術も、どんどん進歩しているんですね。
最後部はダブルベッド。
スターン(船尾)のデッキの下にはエンジン回りがあります。
スクリューをのぞくことができるウィードハッチは毎朝開けて、
絡みついている草などを取り除く、
というふうにこれまでは教わっていたのですが、
その必要はないとのこと。
ビデオを回しながら記録していく長男。
最後にサインして、終了です。
いつものように、ここからは私たちだけですが、
マリーナを出るまで、スタッフが操船の仕方を教えてくれつつ、
同乗してくれます。
初日はブローンストンまで、ロックもなく平坦な区間。
前回のナローボートですっかり操船にも慣れた長男が、
早速ティラーを取ります。
サマーキャンプでしょうか、子供たちをたくさん乗せたボートとすれ違います。
出航後のランチはこちら。
ご存知(笑)ドネルミート&チップス。
イギリスに着たら、必ず食べたくなる料理のひとつです。
今回は、乗船前に、レミントン・スパの店でテイクアウェイしたものを、
オンザウェイ(航行しながら)で交代で食べました。
ナローボートの初日は、14~15時くらいにチェックインしてからの出航になりますので、
クルーズする時間もあまりありません。
ブローンストンに入る前、
グランドユニオン運河とオックスフォード運河のジャンクションを通過。
まさに運河の交差点。
イギリス運河網の巨大さを感じさせてくれるポイントです。
ボーターに人気のブローンストンですが、
何とかスペースを見つけてムーアリング(係留)。
ブローンストンには何度も来ましたが、
巨大かつ歴史的なコンテキストを活かしたマリーナは、いつ見てもほれぼれします。
近くには、素敵なタグスタイルのボートもいました。
運河から、徒歩でブローンストンの村へ。
食料品の買い物をして、パブ「オールド・プラウ」で夕食です。
まずはリアルエールで乾杯!
ランチが重かったので、私はチキンサラダだけにしました。
一方食べ盛りの子供たちは、肉料理など、がっつり食べましたが。
あとは船に帰ってシャワーを浴びれば、ナローボート旅行の初日終了。
2日目に続きます。