ブラッドフォードに運河復活の兆し
2006年 03月 17日
かつては羊毛産業で栄えた。
いや、バリバリに儲かっていたらしい。
その証拠に、私が小学校の時に使っていた世界地図を見ると、
小さなイギリスの中にプロットされていたのは、
ロンドンとエジンバラ、そしてブラッドフォードの3都市だけ。
ところが例によってイギリス産業の地盤沈下で経済は停滞。
治安も悪く、
「ブラッドフォードに住んでいる」
なんていうとギョッとするイギリス人も多いのだ。
現在の街はこんな感じですけどね↓
ブラッドフォード
そのブラッドフォードに運河が復活するのだそうだ。
ブラッドフォードへの運河とは、リーズ&リバプール運河の支線みたいなもので、
リーズ&リバプール運河のシプリーという場所から分岐する水路。
1774年に開通し、1922年に閉鎖されている。
私は2002年にこの場所をクルーズしたが、
ブラッドフォードへの入口は
ウイィンディングホールとして使われていた。
『ウォーターウェイズ・ワールド』の2006年4月号によると、
構想では、運河の復活はもちろん、
ブラッドフォード中心部に2つのマリーナを新たに建設し、
53000㎡の事務所用地、63000㎡の商業用地に加えて
5000世帯分の住居をここに確保するのだそうだ。
これが実現するには相当な年月がかかりそうだが、
なにせ私が暮らしたブラッドフォードである、
おいしいカレー目当てにボートで凱旋(?)するのも悪くはないかも。
プロジェクトのアウトラインはこちらをどうぞ!
なんか、想像しがたいです。。。