イギリスの運河ではナローボートという船を借りて、誰でも免許なしでクルーズが楽しめる。『英国運河の旅』、『イギリス式極楽水上生活』、『イギリス水辺の旅』の著者が具体的な旅のノウハウを伝授します。


by narrowboat
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ブラッドフォードに運河復活の兆し

西ヨークシャー州に属するブラッドフォードという街は、
かつては羊毛産業で栄えた。

いや、バリバリに儲かっていたらしい。

その証拠に、私が小学校の時に使っていた世界地図を見ると、
小さなイギリスの中にプロットされていたのは、
ロンドンとエジンバラ、そしてブラッドフォードの3都市だけ。

ところが例によってイギリス産業の地盤沈下で経済は停滞。
治安も悪く、
「ブラッドフォードに住んでいる」
なんていうとギョッとするイギリス人も多いのだ。

現在の街はこんな感じですけどね↓
ブラッドフォード

そのブラッドフォードに運河が復活するのだそうだ。
ブラッドフォードへの運河とは、リーズ&リバプール運河の支線みたいなもので、
リーズ&リバプール運河のシプリーという場所から分岐する水路。
1774年に開通し、1922年に閉鎖されている。

私は2002年にこの場所をクルーズしたが、
ブラッドフォードへの入口は
ウイィンディングホールとして使われていた。

『ウォーターウェイズ・ワールド』の2006年4月号によると、
構想では、運河の復活はもちろん、
ブラッドフォード中心部に2つのマリーナを新たに建設し、
53000㎡の事務所用地、63000㎡の商業用地に加えて
5000世帯分の住居をここに確保するのだそうだ。
c0027849_1430758.jpg
これが想像図(http://www.bradfordchannel.com/)。
これが実現するには相当な年月がかかりそうだが、
なにせ私が暮らしたブラッドフォードである、
おいしいカレー目当てにボートで凱旋(?)するのも悪くはないかも。

プロジェクトのアウトラインはこちらをどうぞ!
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Commented by maricom1 at 2006-03-16 20:55
へぇ、あの都市に運河ができた姿・・・
なんか、想像しがたいです。。。
Commented by narrowboat at 2006-03-17 14:25
TBさせていただきありがとうございました。確かに想像しがたい風景ですが、イメージ図だけはできてますね。市庁舎広場のど真ん中にマリーナができたりして?>maricom1さん
Commented by 家主 at 2006-03-19 23:19 x
凄い構想図ですねぇ。まるで未来都市ですね。水上交通とか路面電車とか、日本でももう少し復活すると面白いんでしょうけど。日本は四方を海に囲まれている割には、ぜんぜん海洋国ではないですよね。
Commented by narrowboat at 2006-03-20 15:59
都市の中心部に関しては、もっと軌道系や水面交通の活用を考えていくべきだと思います。東京の場合は人口が多すぎて、ヨーロッパ諸都市のようにはいかないということもあるみたいですけど>家主さん
by narrowboat | 2006-03-17 19:42 | 英国運河とナローボートの旅 | Comments(4)