リーズの再開発地区と王立武器博物館~その1
2007年 08月 16日
その合間に運河も見てきました。
そのひとつが、
リーズのグラナリーワーフと王立武器博物館周辺です。
グラナリーワーフの話は以前も書きましたが、
リーズ駅の裏手にある運河の再開発エリアのことです。
2002年にはボートで入港し、一夜を過ごしました。
泊めたのはここですね。
今回5年ぶりの訪問となったわけですが、
駐車場だった場所もすべて工事がはじまっていて、
将来はこんなふうになるそうです。
工事用フェンスに書かれた文句によると、
アパート、賞を得たことのあるホテル、オフィス、ショップ、カフェ、レストラン
が入居予定のこと。
もっとも、それがいつのことなのか明記されていないのがイギリスらしいところですけど。
ここに住みたい方、オフィスを構えたい方などは、
こちらをご覧ください。
ベイスンに泊まっているのは、こんなレストランボートと
工事用のバージくらい。
周囲がこんなのでは、仕方ないでしょう。
水辺にはレストランが一軒。
どうやらチェーン店みたいですね。
グラナリーワーフはリーズ&リバプール運河の起点&終点でもあります。
このロックを越えて西に向かえば、
スキプトン、ウィガンを経てリバプールに至ります。
グラナリーワーフからは、リバプールと反対側に向かって歩きます。
しばらく行くと右手にレストランやカフェが入居す場所に行き当たります。
その内側はこんな感じのパティオになってます。
ここって、かつてはビール会社のテトリーTetleyの博物館があったはずなのですが、
今は営業している気配がありませんでした。
住宅もあります。
池の周りをアパートが取り囲んでいる感じですが、
ここは昔ベイスンだったんでしょうね、多分。
橋を渡ろうとしたら
居住者のみ
と書かれた看板でブロックされていました。
渡る人は、いちいち鍵を開けるんでしょうか?(笑)
リーズ&リバプール運河が終わったこの水路は、
このリバーロックを越えると、
エア&カルダー・ナビゲーションAire & Calder Navigation
と名前を変えて、さらに東へ延びていくのです。
ロックの手前に信号があるのがおわかりでしょうか?
ロックキーパー用の小屋もありますが、
私が行った時はボーターがスイッチボックスで操作していました。
運河と川の境目に多い、機械式のロックですね。
リバーロックの手前にはウィアとのジャンクションがあります。
左手のウィアに入らないように注意します。
このロックの脇に建っているひときわ高いビルが、
王立武器博物館Royal Armouries Museumです。
この博物館が面している場所も水辺の再開発が行われています。
まだ空き家だらけですが、
これから住宅やオフィスが引っ越してくるのでしょうね。
博物館の入口は、クラレンス・ドックClarence Dock
という、こちらも再開発エリアのパティオにあります。
次回は、この王立博物館の中を紹介します。
再開発がどんどん進むイギリス国内、ここも例外ではないんですね。
出来上がり想像図がすごい!
こういう風にどんどん再開発が進んで便利でお洒落に生まれ変わるのはいいですけれど、どこもかしこも同じになってしまうのはちょっと寂しいですね。
そうそうお尋ねのミニ鉄道ですが、うちから一番近いのはChinnor & Princes Risborough railwayです。http://www.cprra.co.uk/ URL貼っておきます。もしご興味があるようでしたら見てみてください(^^)
今回、ヒースロー空港のイミグレで
「リーズに行く」
と係官に行ったら、
「リーズに観光? 何があるんだよ、リーズに?」
と鼻で笑われました(^^;
何があったっていいじゃん!(笑)
でも、たしかに観光地ではないですよね。
鉄道のページ、拝見しました。
ありがとうございます。
ご参考までに、
全国の保存鉄道をほぼ網羅したサイトもあります。
http://ukhrail.uel.ac.uk/