川の港
2008年 01月 30日
3週間も行っていたのでネタはいろいろあるのですが、
このブログではテーマ別に少しずつ紹介していきたいと思います。
第1回目は、ナローボートのブログらしく(?)、港の話から。
ラオスは内陸国なので、港というのはイコール河川港になります。
もっとも、日本人がイメージするようなちゃんとした港はほとんどなく、
「船着場」といったほうがわかりやすい。
これは、費用のこともあるのですが、
乾季と雨季では水位がかなり違うので、
港が作りにくい、という理由も大きいと思います。
まずは、世界遺産にも登録されているルアンパバーンで、
メコン川の船着場。
ルアンパバーンとボーケオ県のフアイサーイの間には定期船が就航しています。
写真はその船なのですが、
ここは乗客が乗降する船着場ではなく、出発前に待機するところですね。
メコン川の支流、ウー川のノーンキヤウにある船着場。
川が狭くて浅いので、メコン川よりも船は小ぶりになります。
ルアンパバーンまで下りで5時間程度でしょうか。
海がない代わり、ラオスは川には恵まれていて、
大小あらゆる川のあらゆる場所に船着場があります。
ここはトレッキング中に寄った村の船着場。
夕方だったので、
周りでは村人が水浴びや洗濯をしています。
ラオスらしい光景といえましょうね。
ここはサムヌア~ノーンキヤウの移動で小休止した村でのひとコマ。
川と船さえあれば、そこは子供たちの遊び場にもなります。
最後は番外編、ビエンチャンの対岸にあるタイのノーンカーイの船着場。
タイ側から撮影しているので、川(メコン)の向こう側がラオスになります。
ラオスとタイの間には1994年に橋が架けられたので、
主だった交通路は橋になってしまったのですが、
まだ渡し舟が存在していたのには驚き。
外国人は利用できないので、国境貿易用ということなんでしょうが、
タイ側では橋の開通後にこの新しい船着場を建設したそうで。
船着場には人が行き交い、歴史が作られる。
ラオスでもイギリスでも、それは共通です。
メコン川って聞いた事があったのですが、こういうところなんですね~!川と人の生活が密接なのはどこの国でも同じ・・・
ラオスって私にとっては未知の国でしたが、なんだか写真とお話を伺っていたら少し身近に感じました。
続き、楽しみにしています^^
そして、ラオスの川の港、、、懐かしいです。
石狩川にもありましたから、きっと、こんな感じだったのだろうと想像できます。
人の行き来がメインのようで、雑穀等は運ばないのでしょうか。農産物、とれないのかな? 石狩川の水運は雑穀の運搬がメインだったので、川の港付近に石造り倉庫がいくつも並んでいたようです。
海のない国でも、川は全世界の国で流れてますよね。