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イギリスの運河ではナローボートという船を借りて、誰でも免許なしでクルーズが楽しめる。『英国運河の旅』、『イギリス式極楽水上生活』、『イギリス水辺の旅』の著者が具体的な旅のノウハウを伝授します。


by narrowboat
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アルバチャーチ社

 最初に紹介するのは、アルバチャーチ・ボート・センターです。ベースは5ヶ所でしたが、最近スコットランドとロンドン近郊に2つ新設したので、計7ヶ所の大会社(?)になってしまいました。実際、保有するナローボートはいちばん多いそうです。
●アルバチャーチのベース
・アルバチャーチ
・パッケトボート
・ファルカーク
・ウレンブリー・ミル
・ヒルパートン
・アンダートン
・ゲイトン
 これでおわかりのように、この会社の社名はアルバチャーチという場所に本社があるところから来ています。

 私が利用したのは2000年で、雑誌の取材で作家のTさんとごいっしょしました。ベースはゲイトンでしたが、このときは「一方通行」を選んだので、アルバチャーチで乗り捨てでした。実は、このようの乗り捨てができるナローボートはほんの例にすぎません(現在同社では一方通行は行っていません)。どうあっても出発地に戻ってこなければならないのです。また、2004年にはヒルパートンのベースを利用しました。
 話が少しそれましたが、アルバチャーチ社で設定できるルートを考えてみましょう。

・ウレンブリー・ミル
 ここはスランゴスレンへ運河へのゲートウェイです。イギリス運河でもっとも有名なポントカサステ水道橋を渡ってウェールズの小さな町スランゴスレンを1週間で往復します(写真はポントカサステ水道橋)。
アルバチャーチ社_c0027849_1944373.jpg

・ヒルパートン
 世界遺産にも登録されているバースとの間を3泊4日のショートブレークスで往復できます。運河の幅が広く、ロックも少ないので初心者にもおすすめです(写真はアルバチャーチ社のヒルパートン・ベース)。
アルバチャーチ社_c0027849_19454890.jpg

・ゲイトン
 城で有名なウォーリックとの間を1週間で往復します。が、ロックが72もありますので、それなりにハードです。
by narrowboat | 2005-03-04 19:54 | ナローボートの旅マニュアル | Comments(0)